不動産講座♪

すっかり春めいてきました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか？

3月といえば卒業式？もう終わっていますかね？

ベンが学生の頃に思い出に残る卒業式ソングは沢山ありますが、その中でも

いまだに脳裏に焼き付いているのは、尾崎豊の卒業♪　長渕剛の乾杯♪

この曲はクラス全員で歌いました。懐かしい！！

いまでも語り継がれる名曲ですね。

 

さて、丸正産業の千里の国ニュータウンも、ここにきてお陰様でお申し込み、

ご契約が進んでいます。　数多くのお客様からお問い合わせいただき、その中でも

皆さま、どの区画が良いのか？どこが陽当たり良いのか？造成中なのでイメージが

湧かない？などなど多数のご意見をいただいております。

ハウスメーカーさん希望のお客様の約8割は、土地が決まっていない

お客様がほとんどと聞いております。

はっきり申し上げて、土地はたくさんあります。

ズバリ言うわよ！

 

しかし、いかに良い分譲地を見つけられるか？良い売主に巡り合えるか？

少し見方を変えれば、こんな良い土地だったんだ？？って事もあります。

 

そこで、今日は一つの例として千里の国ニュータウンの区画を例にとって

解説したいと思います。

こちらは、3月14日現在の販売状況です。

 

正直、この区画図ではイメージが湧きませんね？

 

土地は、人の顔のように同じものはありません。

方位、面積、形、間口、似ているようで違います。

それぞれ特徴があります。

 

その中で、まずはお客様が何に重点を置いているかによってご紹介する

区画も変わってきます。一般的に南道路区画は、陽当たりが良く、

北道路区画は、陽当たりが････

このように思っていらっしゃる方がほとんどです。

 

ですが、先ほど申し上げたように同じ北道路区画でも分譲地によっては、

そうでもない区画もあるのです。

私たち、開発業者は、土地利用計画図を基に全て進めていきます。

こちらが、千里の国ニュータウンの土地利用計画図の一部です。

こちらを見ると、どのような土地に仕上がるかが分かって来ます。

№24を例にとりますと、前面道路は6.0mになりますが、右上の

大きい青い〇に、4.14％と書いてあります。これは、道路勾配を

意味しています。

簡単に言うと100mで、4ｍ14cm下がっていきます。

10mだと41.4cm、1mで、4.14cm道路が左に下がるという意味です。

小さい青い〇は、雨水が左に流れる←です。

 

駐車場の所にある青い□の印は、雨水浸透施設です。

こちらは、駐車場の下に宅地内の雨水を集めて浸透させ、

オーバーフローした水は、道路の側溝に流すように配管されます。

土地の表面上には丸い蓋しか見えませんが、その下には、

図面のような形に組み合わせたパネルが埋設されています。

その横の、±0　+30は、駐車場からの高さです。左側は、30cm

高いので、階段2段必要になるか？建物の基礎と一体にするかになります。

その高さの出し方は、下記の通りです。

 

№24の下に書かれている数字は、土地面積です。その下の緑色のマーカー、

FH80.50は、計画地盤高を意味しています。

この数字は、海抜から80.50mと言われていますが、現地の周辺にベンチマークと言って基準となる高さが示されてるものがあり、そこを基準として高さが設定されていきます。

 

これを基に見てみますと、南側№39区画の高さは、FH77.80となりますので、

単純に80.50－77.80＝2.7ｍとなり、南側№39より、北側№24の方が、2.7m

宅地が高いことになります。

 

それを証明する様に、黄色いマーカーで、RC3.0～2.7と書かれています。

これは、RC擁壁(コンクリート壁)2.7m～3.0mの物が構築されるってことです。

3.0ｍになるのは、左の№40が、FH77.50で、№39より30cm下がっているからです。

それぞれ、引き算すれば分かりますね。

 

ピンク色のマーカーは、CB(コンクリートブロック)2段と表記されています。

開発現場の場合、基本的には宅盤のレベルが高い方にブロックが入ります。

それは、高い区画の土が、低い区画の土地に流れないように止める(土留め)の

役割があるからです。ですから、計画地盤高FHを見ればどちらにブロックが

入っているか分かると思います。

 

と言う事で、長々と説明してしまいましたが、南道路区画よりも約３m宅盤が

高いので、特に2階はそれほど陽当たりを心配しなくても良いのでは？って図面を

見て判断できます。

ここ最近、お客様がご自身で色々と調べてご判断いただく事が多くなってきて

います。

 

もし不明な点などは、当社スタッフが、この様に色々とご説明させて頂きますので、ご気軽にご連絡くださいますよう、宜しくお願い致します。

 

 

たった一つの贅沢がある。

 

 

世界に一つだけのあなたの土地を是非、丸正産業で！！